「仏壇屋 滝田商店」の仏事コーディネーター 滝田雅敏が
プロの目で推薦する、親切に相談に乗ってくれる仏壇店です。

吉田治市商店七条店は、京都駅から歩いて１５分。
仏壇店が何軒か並ぶ七条通りから、西洞院に上って右側にある。
洒落た雰囲気の１階には、お数珠やお線香、そして唐木仏壇が並んでいるが、３階の京仏壇の展示場に一歩入ると、思わず息をのむほど素晴らしい京仏壇にびっくりする。
平安朝以来、千年以上におよぶ都として栄えた京都には数々の伝統産業が生まれたが、中でも京仏壇はもっとも古い歴史を持ち、最高級仏壇として今に続いている。
京仏壇は昭和５１年に、経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けた。
京都には優れた木工・漆工・彫刻・金工などの技術が存在するが、そうした一連の芸術的技術が京仏壇にさまざまな影響を与えている。
京仏壇は、あくまでも伝統工芸としての手仕事を中心とした、高級品のみに重点を置いている。

２代目の吉田耕治さんは語る

京仏壇の良いところは？

木をよく知っておって、漆をよく知っておって、それに施す作業が緻密ということでしょうね。木にどんだけ漆が吸い込んで、どんだけ金箔がのって、蒔絵がどんだけのことが出来るか熟知している。京都は総合的に何もかも出来るということは、ええことです」

中国製の金仏壇をどう思いますか？

それなりに今んとこ活躍していますが、あと１０年ほどの命かなと思ってます。中国がかかっている仏壇は所詮コピーですし、数があんまり多すぎて、原価を無視して売っているメーカーもあるんで、いずれ淘汰されてしまうと思います」

商売をしていてうれしかった事は？

お客さんとこ納めて喜んでもらえた、職人さんがええ仕事をした、というのが一番うれしいですね」

お仏壇の役割は？

私らは古い人間かも知れませんが、お家の和の中心やと思います。悲しいにつけ何につけ、お仏壇の前で安らぐ、感謝する。それしか無いんと違いますか」

「価格的なことは、考えていかなくてはいかん」
吉田さんご自身が語るように、京仏壇は値段が高い。良いけれど高い、これも京都のひとつの伝統か。
しかし、これだけ伝統工芸技術が凝縮した京仏壇をまじまじ見て、その美しい姿に思わず惚れ惚れさせられると、多少高くても仕方ないと思ってくる。
それほど素晴らしいので、目の保養に、ぜひ一度は覗いてみることをお薦めする。
「うちはお仏壇を納めた後、よくお掃除に行くんですよ。法事があると必ずお電話をいただいてお掃除に。いまでは４０年来お付き合いしてるお家が数件あり、親戚付き合いしてます」
納めたお仏壇を、いつまでも見守り続ける吉田さんの姿勢に、親身にうれしさを感じる。
最高級の京仏壇を扱っている誇りと、アフターサービスへの責任感の強さを感じさせるお店だ。
京都駅から歩いて行けるが、電話をすれば駅まで迎えに来てくれる。

吉田耕治（よしだこうじ）
／(株)吉田治市商店七条店　代表取締役

生年月日

昭和22年1月21日生（亥年・みずがめ座）

血液型

O型

略歴

昭和44年3月	京都産業大学 経済学部卒業
昭和44年5月	（株）吉田治市商店入社
昭和55年5月	（株）吉田治市商店七条店設立

趣味

旅行、ゴルフ、陶芸

ニックネーム

コーちゃん

好きな言葉

「おかげさま」

吉田治市商店七条店

〒600-8329／京都市下京区西洞院通
　　　　　　　正面下ル鍛冶屋町452-1

TEL 075-371-6501
FAX 075-351-7514
ＪＲ「京都」駅 徒歩１５分
営業時間／9:15〜17:45 月曜定休

お仏壇特別割引券をプリントして、
ご来店ください。

金仏壇、推薦店のことについては、
何でもお気軽にお問合わせください。