法事・法要・供養について

法要は何のために行うのですか?
法要とは、仏さまを供養するという意味の仏教用語で、追善供養ともいいます。
法要は故人の冥福を祈り、その霊を慰めるために営みます。
冥福とは、冥途の幸福のことで、故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が仏さまの供養をするのです。
また一方で法要は、生きている私たちが在りし日の故人を偲び、故人への感謝の思いを新たに、充実した日々がおくれるよう自分自身を見つめ直す場でもあります。
法要と法事は同じ意味ですか?
厳密に言えば、法事は追善供養のほかに、祈願、報恩などの仏法行事全般のことをいいます。それに対して法要は、追善を目的とした行事のことをいいますが、いまは同じ意味で使われています。
一般的には、故人への供養や、年忌法要をつとめることが法事と呼ばれています。
供養とは?
供養とは、お仏壇やお墓、寺院などで、仏さまや故人に供物や花を供え、お経やお線香をあげ、手を合わせおまいりすることです。
その善行(善い行い)の功徳を積み、その功徳を回向することで、自分を含むすべての人々の幸せを祈るものです。
功徳とは、善行の結果として与えられる仏さまの恵みや御利益のことであり、回向とは、その功徳を自分の悟りのため、さらに他の人の利益のためにめぐらすことです。
また回向とは、仏さまの力によって、功徳を差し向けていただくことでもあります。
先祖供養とは?
先祖供養とは、わが命のルーツに感謝する行為です。
今日私たちがあるのは、ほかならぬ先祖の人々のおかげで、ご先祖の誰ひとり欠けても現在の自分は存在しません。
先祖供養をすることは、自分をあらしめてくれたすべての人に感謝することであるのです。
中陰とは?
仏教では、人が受胎した瞬間を「生有」、生きている間を「本有」、死の瞬間を「死有」と呼び、亡くなって次の世界に生まれるまでの四十九日間を「中陰」とか「中有」と呼んでいます。
この四十九日の間に来世の行き先が決まる、とされています。来世とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道のことです。
仏教には輪廻転生という考え方があり、日本ではこの中陰の考え方は仏教習俗として定着しました。
中陰の法要とは?
中陰の法要は、四十九日の間、初七日、二七日、三七日、四七日、五七日(三十五日)、六七日、七七日(四十九日)というように、亡くなった命日から数えて七日目ごとに故人を供養します。
これは死者が冥途にいくと、七日ごとに閻魔大王を筆頭にした十王によって審判が行われるという考えからきています。この審判の日に遺族が供養することによって、その善行を積み重ねた追善が、故人にも及ぶと考えられています。ですから故人が極楽浄土に行けるように、という願いを込めて七日ごとに法要を行うのです。
初七日は、最近では葬儀当日に合わせて行うことが多くなっています。
忌日、逮夜とは?
亡くなった命日から四十九日までの、七日ごとの法要の日や、命日を忌日といいます。
また忌日やお通夜の前日をお逮夜と呼び、どちらも大切な日として扱います。
四十九日はなぜ大切なのですか?
中陰の法要の中でも四十九日の法要は、とりわけ重要といわれています。なぜならば四十九日は、故人の行き先が決定する日だからです。
故人には極楽浄土に行って幸せになってもらいたい、と願うのは残された者の自然な感情で、この期間に十分な供養を行なえば故人は成仏できる、と考えられています。
四十九日は、満中陰とも呼ばれ、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて法要を営みます。
一般的には、この四十九日の法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。
四十九日までが忌中で、この日をもって忌明けとなり、それまで喪に服していた遺族が日常生活にもどる日でもあります。
四十九日までの遺族の心得は?
中陰の四十九日間は、遺骨、遺影、白木の位牌を安置し、花や灯明、香炉を置く中陰壇(後飾り壇)を設け、故人が浄土に行けるよう家族でおまいりします。七日ごとの法要が無理な場合でも、この期間は中陰壇の前にできるだけ座りお線香をあげ、手を合わせおまいりします。
特に閻魔大王の裁きを受けるという三十五日は、丁寧に法要を営むことが多いです。
一般的には四十九日までが忌中で、この期間は結婚式などのお祝いごとへの出席や、神社への参拝は控えるようにします。
お位牌はいつ作るのですか?
四十九日の法要を迎えるにあたり、忘れてはならないのは本位牌を用意することです。
四十九日の法要以降は、白木の位牌にかわって漆塗りの本位牌をお仏壇に安置します。
本位牌に戒名の文字を入れるのに2週間位かかりますので、早めに仏壇屋に依頼しておいた方が安心です。
白木の位牌は仮のものですから、四十九日の法要の時に菩提寺に納め、新しく作った本位牌はご住職に魂入れをしていただきます。
お仏壇がない場合は、本位牌と一緒に早めの手配が必要となります。
納骨はいつするのですか?
いつ納骨するかは地方の慣習によって違いがありますが、すでにお墓をお持ちの方は、四十九日の法要と合わせて納骨を行う場合が多いです。
お墓の手配が間に合わない場合は、百か日、一周忌などの法要に合わせてお墓を手配し納骨します。
墓地の種類は?
墓地には、公営墓地、寺院墓地、民営墓地があります。
公営墓地は、市町村などの地方自治体が設けるもので、公募によって使用者を募集します。応募にあたっては、「その市町村に住んでいること」や「遺骨がすでにあること」などの条件がつく場合が多いです。
寺院墓地は、寺院が檀家のために寺院の敷地内に設けるものですから、その寺院の檀家になることが前提となります。
民営墓地は、宗教法人や財団法人が運営するもので、多くの場合広い敷地を持ち公園のように整備されています。運営主体が宗教法人であっても、宗旨宗派を問わないことが多いです。
墓地の購入とは?
墓地の購入は一般の土地の購入とは異なり、「永代使用権」の取得を意味します。
永代使用権とは、子孫がその墓地を継承する限り使用権が連続するというもので、 継承者のいない墓地は、法律に定められた手続きによって墓地の運営者に戻されます。
最近では有効期限付きの墓地もでき、それらの多くは契約の期限が過ぎたり、最後に行った納骨から一定の期限が過ぎたら無縁化しないように、納骨堂や永代供養墓に合祀されることになっています。
永代使用料の他に、墓地内の通路や水道などの共用部分の維持管理のため、管理料を支払い続けなくてはなりません。
墓地の場所は、距離や交通の便を考えて、お墓参りのしやすい所を優先して選んだ方がよいです。
相続の注意は?
故人が遺した財産を受け継ぐことを相続といいます。
相続については民法により、法定相続人と遺産相続割合が定められています。法定相続人とは、配偶者・子供(第一順位)、父母(第二順位)、兄弟姉妹(第三順位)です。
財産の相続にあたっては、相続税の納付が必要となります。
相続税の納付期間は、故人が亡くなった翌日から10ヶ月以内で、一定の額までは税金がかからない基礎控除がありますので、税務署や税理士に相談するとよいでしょう。
香典返しの時期は?
香典返しの時期は地方の慣習によって違いがありますが、四十九日の法要の後に、喪主が会葬のお礼の挨拶を兼ねて送る場合が多いです。
香典返しは、香典の半分、あるいは三分の一程度の金額の品物が一般的です。
表書きは「志」か「満中陰志」、下に喪主の家名を書き、忌明けの挨拶状を添えて送ります。
忌明けの挨拶状は?
香典返しに添える忌明けの挨拶状には、会葬のお礼、四十九日の法要を済ませたこと、香典返しを送ったことなどを記します。
→忌明けの挨拶状の文例
形見分けの注意は?
故人が生前愛用していたものを、肉親やゆかりの方々に差し上げることを形見分けといいます。形見分けは四十九日を過ぎてから行うのが一般的ですが、高価な貴金属や美術品は相続税の対象となることがあるので注意が必要です。
故人より年上の方には、本人からの希望がない限り贈らないのが礼儀です。
法事の準備の手順は?
四十九日や、一周忌などの法事を行う当主を施主といいますが、一般的には葬儀の喪主を務めた人が施主となります。
施主は実質の主催者となり、次のような手順で準備します。
1. 菩提寺のご住職と相談して、誰の何回忌の法要かを伝え日時を決める。
2. 法要の場所や招待する人数を決める。
3. 法要の後の会食(お斎)の場所を決め、案内状を送る。
4. 会食(お斎)の料理、席順を決める。
5. 引き出物の用意をする。
6. お布施やお供え物の用意をする。
法事の当日は?
法事の当日は、次のようにすすめるのが一般的です。
ご住職の読経→参列者による焼香→ご住職の法話→お墓参り→施主の挨拶→会食 お焼香の順番は、施主が一番初めにお焼香し、その後、故人と関係の深かった順に行います。
法事の構成を大きく分けると、ご住職の読経による法要と、その後の会食に分けられます。
このような法要の後の会食のことを、お斎といい、ご住職が出席した場合は正客となります。
法要は、寺院や自宅、霊園で営まれ、引き続き同じ場所で会食に移る場合と、ホテルや料理屋などへ場所を移動して会食する場合とがあります。
また法要は家族や親族だけで行い、その他の故人と縁の深かった友人や知人は、直接会食の会場に来ていただく場合も多いです。その場合、故人の遺影を飾った献花台に献花をして頂いたりします。
会食を始めるとき、施主は参列者に挨拶をし、終了のときも施主が挨拶をします。ご住職や縁の深かった友人から挨拶を頂いたり、「献杯」の発声がされることもあります。
法事の心得は?
法事は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、土日や祭日に行うことが多いです。その場合は、必ず命日より早めの日に行うのが習わしです。
法事の主役はあくまで故人です。なによりも故人と縁の深かった人を中心に招きます。
法事の際の服装は、一般的に、施主の側は略礼服を着用し、数珠を忘れずに持参します。
塔婆供養をする際は、早めに菩提寺に依頼しておくことが必要です。
引き出物は、参列者の一所帯に一個用意するのが一般的で、表書きに、「志」か「粗供養」、下に施主の家名を書きます。
菩提寺へのお礼の表書きは、「御布施」とし、「御経料」とか「御礼」とは書きません。
法事を自宅や霊園など、菩提寺以外で営む場合は、「御布施」とは別に「御車代」を包むのが一般的です。またご住職が会食を辞退された場合は、「御膳料」を包む場合があります。
お焼香の仕方は?
お焼香には、焼香台へ進み出て行う場合と、自分の席で行う「回し焼香」の二通りがあります。
一般的作法としては、順番が来たら、施主に一礼して焼香台の前に進み、ご本尊、遺影、位牌を仰いで合掌礼拝、香をつまんで香炉へ1回か2回焼香、数珠を手に合掌礼拝、最後に施主に一礼して席に戻ります。
お布施とは?
仏教でいう布施とは、自分の持てるものを、できるだけ他人に施しすることです。
法事や葬儀のときのお寺へのお礼は、すべてお布施となります。
本来お布施は、何かの行為に対する対価ではなく、取られるものでもなく、喜んで仏さまに差し出すものです。
また自分の持てるものを最大限つくして施すことですから、その人の社会的地位とか資産に応じて違いがあるのは当然です。
お布施はあくまで志ですので、定まった額はありませんが、お寺の維持経費もありますし、他のお寺の僧侶の応援を頼めばお礼をしなければなりませんから、それらのことを考慮する必要もあります。
しかし、実際に法事や葬儀をつとめた場合には、どれくらい包むものか戸惑うことになります。どうしても分からないときは、お寺にくわしい檀家の人か、お寺に直接相談するのがよいでしょう。
法事の案内状は?
近親者だけの法事ならば、電話連絡だけで済みますが、故人と縁の深い人々を招く場合には案内状を送ります。
案内状を送る場合は、出欠の返事をもらうよう返信葉書を同封した方がよいでしょう。
案内状には、誰の何回忌なのか、日時、場所を明記し、平服でよい場合にはその旨を書き加えます。
→法事の案内状の文例
法事での挨拶は?
法事では、会食の前に、施主が参列者にお礼の挨拶をして始め、終わりに、もう一度施主が終了の挨拶をするのが一般的です。
→法事での挨拶の例
百か日とは?
百か日は、亡くなった命日から数えて100日目の供養の日です。
「卒哭忌」ともいわれ、悲しみで泣き明かしていた遺族も少しは気持ちが落着くことを意味しています。百か日は、中国の教えが日本で定着したもので、近親者だけで法要を営むことが多いです。
一周忌とは?
故人が亡くなって一年後の命日が一周忌で、家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営みます。
法要は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、土日や祭日に行うことが多いです。その場合は、必ず命日より早めの日に行うのが習わしです。
この一周忌までが喪中で、この日をもって喪が明けることになります。
喪中に迎えた正月は、年賀状、年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事は控えます。
祥月命日とは?
祥月命日とは、故人が亡くなった月日のことです。
例えば、3月15日に故人が亡くなったとしたら、毎年の3月15日が祥月命日です。
年に一度の命日ですから、この日は家族そろってお墓参りをして、できるだけお仏壇の前に座りたいものです。
年忌法要はいつまでつとめるのか?
年忌法要は、年回法要ともいい、一般的に法事と呼ばれているものです。
亡くなった翌年の一周忌から始まり、その翌年の亡くなってから2年後が三回忌です。三回忌からは亡くなった年も含めて数え、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と追善供養の法要を営みます。
三回忌までは、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招きますが、七回忌以降は次第に招く人を、少数に絞っていく場合が多いです。
年忌法要の回数は、地方の慣習や菩提寺の考えによって異なりますが、一般的には三十三回忌か五十回忌をもって、最後の法要の「弔い上げ」とすることが多いです。
二つの法事が重なるときは?
法事は原則として、一人の故人に対して一つの法事を行いますが、同じ年に二つの法事が重なる場合は、一度にまとめて行うこともあります。この場合、後から亡くなられた方の命日に合わせて行いますが、一周忌、三回忌はまだ日も浅いので、よほどの事情がない限り、まとめて行うことはしません。
永代供養とは?
永代供養とは、菩提寺に長年の供養に必要なお布施をして、毎年のお盆やお彼岸、命日などに、故人やご先祖の供養してもらうことです。施主が亡くなって子孫が途絶えても、菩提寺において、代々の住職が供養するので永代供養といいます。
塔婆の意味は?
年忌法要の時などにお墓の後ろに建てる塔婆は、卒塔婆ともいい、梵語で塔を意味し、五輪塔が刻まれています。五輪とは、仏教の宇宙観の五大要素「空風火水地」を示しており、塔婆供養を行うことは、故人が自然界の宇宙と同化し仏に成ることを意味しています。
故人の追善供養のための白木板の塔婆は、ご住職にお経をあげていただき、お墓の後ろの塔婆立てに建てます。
塔婆には、故人の戒名や供養の年月日、施主の名前などを書きますので、あらかじめご住職に依頼しておくことが必要です。お礼は「御塔婆料」といって、寺院によって金額が決まっている場合が多いです。
浄土真宗では塔婆はもちいません。

仏事について

お彼岸とは?
仏教では、彼岸というのは向こう岸に渡るという意味です。
本来は迷いのこの世(此岸)から、川の向こうの悟りの世界(彼岸)に渡ることを願って、行いを慎む期間とされていました。それが春分の日と秋分の日に結びつき、お墓参りや菩提寺にお参りして、故人やご先祖を供養する仏教行事として定着しました。
お彼岸は、春3月と秋9月の年2回あり、春分の日と秋分の日を「中日」として前後3日間の7日間です。初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。
多くの寺院では、この期間に、彼岸会と呼ばれる法要を営みます。
お盆とは?
お盆は、正式には盂蘭盆会といいます。
ご先祖や故人の霊が、一年に一度家に帰って来るといわれており、その霊を迎え供養する期間がお盆です。
東京では7月13日から7月16日、その他の地方では8月13日から8月16日に行われ、8月のお盆のことを旧盆とか月遅れのお盆といいます。
精霊棚(盆棚)やお仏壇に、精進料理を供えた仏膳(霊供膳)や、季節の物を供えてお盆のしつらえをし、盆提灯を飾ってご先祖や故人の霊をお迎えします。
一般的には13日の夕方に、家の前で焙烙という素焼きの皿の上でおがらを焚いて、「迎え火」としてご先祖の霊を迎え、16日には再び火を焚いて「送り火」として送り出します。
地域によってはこの時期に、菩提寺のご住職が檀家を回ってお経をあげる、棚経も行われます。
浄土真宗では、迎え火で霊をお迎えする習わしはありません。盆棚は作らず、仏さまとご先祖に報恩感謝をささげます。
新盆とは?
故人が亡くなって四十九日の後、初めて迎えるお盆を新盆といい、「にいぼん・しんぼん・はつぼん」などと呼びます。
自宅で、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招いて、普段のお盆より特に丁寧に営みます。
新盆には普通の盆提灯のほかに、白い新盆用の提灯を飾ります。この白提灯を飾るのは新盆の時だけで、お盆が終わったら燃やして処分します。
お盆の仏教的意味は?
仏教行事としてのお盆は、仏説盂蘭盆経に基づくものです。
お釈迦さまの弟子であった目連尊者が、餓鬼道に落ちて苦しんでる母親を、7月15日に多くの僧侶たちに供物を施し供養することによって、救い出すことができたという言い伝えによります。以来7月15日は、ご先祖や故人に報恩感謝をささげ供養をつむ重要な日になったのです。
また多くの寺院では、この時期に、餓鬼道や地獄に落ちて苦しんでいる霊を救うための施餓鬼会と呼ばれる法要を営みます。
お盆のナスの牛の意味は?
お盆の時に、ご先祖の霊の乗り物として、キュウリの馬と、ナスの牛を供えるところがあります。
これはご先祖の霊が馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、牛に乗ってゆっくりあの世へ戻って行くように、との願いを込めたものといわれています。
お寺の年中行事は?
仏教の年中行事には、お彼岸やお盆のほかに次のようなものがあり、それぞれの寺院では法要が営まれます。
修正会(1月1日から7日頃) 前年に積み重ねた悪行を反省し、新しく迎えた年を祝う法要を営みます。
涅槃会(2月15日) お釈迦さまが亡くなった日で、その法要を営みます。
灌仏会(4月8日) お釈迦さまが生まれた日で、花まつりとも呼ばれ、その法要を営みます 施餓鬼会(日にちは各寺院で異なります) 餓鬼道や地獄に落ちて苦しんでいる霊を救うための法要を営みます。
御会式(10月12日・13日) 日蓮宗の宗祖、日蓮聖人の忌日の法要を営みます。
報恩講(日にちは各寺院で異なります) 浄土真宗の宗祖、親鸞聖人の忌日の法要を営みます。
成道会(12月8日) お釈迦さまが悟りを開かれた日で、その法要を営みます。
→年中行事の詳細へ
菩提寺、檀家とは?
菩提寺とは、先祖代々のお墓があったり、年忌法要などを営むお寺のことで、お寺とこのような関係にある人を檀家といいます。
浄土真宗では、門徒という呼び方を使っています。
全国のお寺のほとんどは檀家寺ですが、檀家がなく信者だけのお寺もあります。
信者寺は、仏教の信仰心を持つ信者がお参りに訪れるお寺で、厄除け、交通安全、商売繁盛などで全国的に信者をもつ場合もあります。
檀家寺と檀家の関係が生まれたのは、江戸時代のはじめからです。キリシタン禁制によって寺檀制という制度が生まれ、お寺は農村の戸籍係のような役目を果たすようになりました。その時からの関係が、いまもなお生きているのです。
仏教の宗派は?
仏教の主な宗派には、次のような宗派があります。
宗派によって、お仏壇に安置するご本尊やお経が異なります。
(宗派名をクリックすると、詳しい説明がご覧になれます。) 天台宗、 真言宗、 浄土宗、 真宗大谷派、 浄土真宗本願寺派、 時宗、 臨済宗、 曹洞宗、 日蓮宗
お寺の始まりは?
お寺の原語は、梵語の「テーラ」とされています。
寺とは中国の呼び方で、漢の時代には外国のお客を接待する役所のようなものでした。仏教の道場になったのは、ここにインドの僧侶二人が泊まったからとされています。
○○院の「院」とは、回廊を意味しており、もともとお寺の中に別舎として建てられていました。それをまとめて寺院と呼ぶようになりました。
なぜ山門と呼ぶか?
お寺の門のことを山門と呼びますが、お寺はもともと山に建てられたことからきています。後に平地であっても、お寺の門は山門と呼ぶようになりました。
また山門は、三門ともいい、これは三解脱門を略したものです。
三解脱とは、さとりに入るための三つの要素のことで、寺の門はそれを象徴しているのです。
お寺の塔の意味は?
お寺には五重塔、多宝塔などさまざまな塔があります。
塔の原語は梵語の「ストゥーパ」で、天と地を結ぶという意味です。
ストゥーパは、お釈迦さまの遺骨を埋葬してその上に塔をつくったのが始まりです。
ストゥーパを漢字で書くと卒塔婆で、墓地に建てる塔婆も五重塔も意味は同じです。

03-3841-6191

ページトップへ