法事・法要・供養・仏事Q&A

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Q 香典返しの時期は?

A: 香典返しの時期は地方の慣習によって違いがありますが、四十九日の法要の後に、喪主が会葬のお礼の挨拶を兼ねて送る場合が多いです。
香典返しは、香典の半分、あるいは三分の一程度の金額の品物が一般的です。
表書きは「志」か「満中陰志」、下に喪主の家名を書き、忌明けの挨拶状を添えて送ります。

Q 忌明けの挨拶状は?

A: 香典返しに添える忌明けの挨拶状には、会葬のお礼、四十九日の法要を済ませたこと、香典返しを送ったことなどを記します。


Q 形見分けの注意は?

A: 故人が生前愛用していたものを、肉親やゆかりの方々に差し上げることを形見分けといいます。形見分けは四十九日を過ぎてから行うのが一般的ですが、高価な貴金属や美術品は相続税の対象となることがあるので注意が必要です。
故人より年上の方には、本人からの希望がない限り贈らないのが礼儀です。

Q 法事の準備の手順は?

A: 四十九日や、一周忌などの法事を行う当主を施主(せしゅ)といいますが、一般的には葬儀の喪主(もしゅ)を務めた人が施主となります。
施主は実質の主催者となり、次のような手順で準備します。
1. 菩提寺のご住職と相談して、誰の何回忌の法要かを伝え日時を決める。
2. 法要の場所や招待する人数を決める。
3. 法要の後の会食(お(とき))の場所を決め、案内状を送る。
4. 会食(お(とき))の料理、席順を決める。
5. 引き出物の用意をする。
6. お布施やお供え物の用意をする。

Q 法事の当日は?

A: 法事の当日は、次のようにすすめるのが一般的です。
ご住職の読経(どきょう)→参列者による焼香(しょうこう)→ご住職の法話→お墓参り→施主の挨拶→会食
お焼香の順番は、施主が一番初めにお焼香し、その後、故人と関係の深かった順に行います。
法事の構成を大きく分けると、ご住職の読経による法要と、その後の会食に分けられます。
このような法要の後の会食のことを、お(とき)といい、ご住職が出席した場合は正客(しょうきゃく)となります。
法要は、寺院や自宅、霊園で営まれ、引き続き同じ場所で会食に移る場合と、ホテルや料理屋などへ場所を移動して会食する場合とがあります。
また法要は家族や親族だけで行い、その他の故人と縁の深かった友人や知人は、直接会食の会場に来ていただく場合も多いです。その場合、故人の遺影を飾った献花台に献花をして頂いたりします。
会食を始めるとき、施主は参列者に挨拶をし、終了のときも施主が挨拶をします。ご住職や縁の深かった友人から挨拶を頂いたり、「献杯(けんぱい)」の発声がされることもあります。

Q 法事の心得は?

A: 法事は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、土日や祭日に行うことが多いです。その場合は、必ず命日より早めの日に行うのが習わしです。
法事の主役はあくまで故人です。なによりも故人と縁の深かった人を中心に招きます。
法事の際の服装は、一般的に、施主の側は略礼服を着用し、数珠を忘れずに持参します。
塔婆供養をする際は、早めに菩提寺に依頼しておくことが必要です。
引き出物は、参列者の一所帯に一個用意するのが一般的で、表書きに、「(こころざし)」か「粗供養(そくよう)」、下に施主の家名を書きます。
菩提寺へのお礼の表書きは、「御布施」とし、「御経料」とか「御礼」とは書きません。
法事を自宅や霊園など、菩提寺以外で営む場合は、「御布施」とは別に「御車代」を包むのが一般的です。またご住職が会食を辞退された場合は、「御膳料」を包む場合があります。

Q お焼香の仕方は?

A: お焼香には、焼香台へ進み出て行う場合と、自分の席で行う「回し焼香」の二通りがあります。
一般的作法としては、順番が来たら、施主に一礼して焼香台の前に進み、ご本尊、遺影、位牌を仰いで合掌礼拝、香をつまんで香炉へ1回か2回焼香、数珠を手に合掌礼拝、最後に施主に一礼して席に戻ります。

Q お布施とは?

A: 仏教でいう布施とは、自分の持てるものを、できるだけ他人に施しすることです。
法事や葬儀のときのお寺へのお礼は、すべてお布施となります。
本来お布施は、何かの行為に対する対価ではなく、取られるものでもなく、喜んで仏さまに差し出すものです。
また自分の持てるものを最大限つくして施すことですから、その人の社会的地位とか資産に応じて違いがあるのは当然です。
お布施はあくまで(こころざし)ですので、定まった額はありませんが、お寺の維持経費もありますし、他のお寺の僧侶の応援を頼めばお礼をしなければなりませんから、それらのことを考慮する必要もあります。
しかし、実際に法事や葬儀をつとめた場合には、どれくらい包むものか戸惑うことになります。どうしても分からないときは、お寺にくわしい檀家の人か、お寺に直接相談するのがよいでしょう。

Q 法事の案内状は?

A: 近親者だけの法事ならば、電話連絡だけで済みますが、故人と縁の深い人々を招く場合には案内状を送ります。
案内状を送る場合は、出欠の返事をもらうよう返信葉書を同封した方がよいでしょう。
案内状には、誰の何回忌なのか、日時、場所を明記し、平服でよい場合にはその旨を書き加えます。


Q 法事での挨拶は?

A: 法事では、会食の前に、施主が参列者にお礼の挨拶をして始め、終わりに、もう一度施主が終了の挨拶をするのが一般的です。


Q 百か日とは?

A: 百か日は、亡くなった命日から数えて100日目の供養の日です。
卒哭忌(そつこくき)」ともいわれ、悲しみで泣き明かしていた遺族も少しは気持ちが落着くことを意味しています。百か日は、中国の教えが日本で定着したもので、近親者だけで法要を営むことが多いです。

Q 一周忌とは?

A: 故人が亡くなって一年後の命日が一周忌で、家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営みます。
法要は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、土日や祭日に行うことが多いです。その場合は、必ず命日より早めの日に行うのが習わしです。
この一周忌までが喪中(もちゅう)で、この日をもって()が明けることになります。
喪中に迎えた正月は、年賀状、年始挨拶、正月飾り、初詣などの正月行事は控えます。

Q 祥月命日とは?

A: 祥月命日(しょうつきめいにち)とは、故人が亡くなった月日のことです。
例えば、3月15日に故人が亡くなったとしたら、毎年の3月15日が祥月命日です。
年に一度の命日ですから、この日は家族そろってお墓参りをして、できるだけお仏壇の前に座りたいものです。

Q 年忌法要はいつまでつとめるのか?

A: 年忌法要は、年回法要ともいい、一般的に法事と呼ばれているものです。
亡くなった翌年の一周忌から始まり、その翌年の亡くなってから2年後が三回忌です。三回忌からは亡くなった年も含めて数え、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と追善供養の法要を営みます。
三回忌までは、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招きますが、七回忌以降は次第に招く人を、少数に絞っていく場合が多いです。
年忌法要の回数は、地方の慣習や菩提寺の考えによって異なりますが、一般的には三十三回忌か五十回忌をもって、最後の法要の「(とむら)い上げ」とすることが多いです。

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