１. 盆提灯の基本と意味・歴史

盆提灯とは？

盆提灯は、お盆の時期にご先祖様や故人の霊をお迎えし、供養するために飾られる灯りのことです。盆提灯には迎え火、送り火の役割があります。時代とともにサイズやデザインが変化してきました。

なぜ、盆提灯を飾るのですか？

盆提灯は、お盆にご先祖様や故人の霊が迷わずに家に戻ってこられるための目印として飾られます。お世話になった故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを表す意味も込められています。

お盆の習わしがよくわからないのですが？

お盆の習わしは地域や宗派によって様々で、これが絶対に正しいやり方という決まりはありません。時代によっても、さまざまに形を変えながら伝えられてきました。盆提灯だけをとっても、地域によって飾る盆提灯の種類が違う場合があります。
お盆の習わしはそれぞれの地域に根ざしていますので、初めての土地でお盆を迎える場合は、その土地の知り合いに聞いて、その土地の慣習に合わせる場合が多いです。詳しくはお寺のご住職にお聞きになるとよいでしょう。