盆提灯Q&A
3. 盆提灯の飾り方・設置
- 盆提灯はいつからいつまで飾りますか?
- 盆提灯は、7月13日(8月13日)に明かりを灯し、7月16日(8月16日)には明かりを落とします。実際にはお盆月の7月(8月)に入って早い時期から飾る場合が多いです。
- 盆提灯はどこに飾るのですか?
- 絵柄入りの盆提灯は仏壇や精霊棚(盆棚)の脇に一対で飾るのが一般的です。
新盆用の白提灯は、初めて故人の霊が家に帰る目印として、玄関や軒先、窓際、仏壇の置いてある部屋(仏壇の前方)に飾ります。
- 盆提灯は一つだけでも良いですか?
- はい、一つだけでも問題ありません。本来は一対で飾りますが、現代の住宅事情に合わせて一つだけ飾るご家庭も増えています。
- 盆提灯の飾り方を画像で確認できますか?
- 盆提灯の飾り例を掲載したページをご用意しております。
- 本格的な盆提灯は飾らない選択肢もありますか?
- 現代の住宅事情やライフスタイルの変化により、ミニ提灯や霊前灯などコンパクトな形で飾る選択肢も増えています。ご自身の状況に合わせて無理のない範囲で心を込めてお盆を迎えることが大切です。
- 亡くなった人がいなくても盆提灯は飾りますか?
- 盆提灯はご先祖様のためのものです。どの家庭もご先祖がいるから今日があるわけで、故人がいなくてもご先祖様への供養や感謝のために盆提灯を飾ることは良いことです。
- 葬儀に使用した提灯をお盆にも使用してもよいですか?
- 葬儀の後の四十九日まで、盆提灯に似た提灯を飾る場合がありますが、これは故人が安らかに成仏することを願って飾るものです。
盆提灯は、ご先祖や故人の霊を迎え供養するために飾りますので、区別して使用する場合が多いです。