盆提灯Q&A
4. 新盆(初盆)の提灯とマナー
- 盆提灯の「新盆(にいぼん)」と「初盆(はつぼん)」の違いは何ですか?
- 「新盆(にいぼん)」と「初盆(はつぼん)」はどちらも同じ意味で、故人が亡くなって四十九日の後、初めて迎えるお盆のことを指します。新盆には新盆用の白提灯を一つ飾ります。地域によって呼び方が異なります。
- 新盆の家庭は白提灯以外は購入してはいけませんか?
- 新盆には、新盆用の白提灯以外にも絵柄の入った盆提灯も購入して飾ります。この白提灯を飾るのは新盆の時だけで、お盆が終わったら燃やして処分します。なお、絵柄の入った盆提灯は毎年飾ります。
- 新盆の提灯は誰が購入するのが一般的ですか?
- 新盆用の白提灯は故人のご家族が購入します。
昔は、毎年飾る絵柄の入った盆提灯は兄弟、親戚などから贈られていましたが、最近では盆提灯用にと現金で頂戴して、故人のご家族が全て用意する場合も多くなっています。
- 盆提灯は親戚でなくても贈ってよいですか?
- 親戚以外の方が贈ることも問題ありません。
盆提灯は、故人の供養だけでなく、お世話になった方への感謝の気持ちを表すものですから、親戚でなくても盆提灯を贈るのは大変よいことです。
- 新盆の提灯の「のし」の書き方を教えてください。
- 初盆の提灯を贈る際の「のし」の表書きは、一般に「御佛前」、「御供」などが用いられます。
- 盆提灯を贈る時期の目安はいつですか?
- 盆提灯は、お盆の入り7月13日(8月13日)までに飾れるよう、遅くともお盆の1週間前までには届くように贈るのがよいでしょう。